1%フォー・アートとは
「1%フォー・アート」とは公共建築の建設費の1%を、その建築物に関連・付随する芸術・アートのために支出しようという考えです。欧米では戦後早い時期に、公共建築の建設費の1%をその建物に関連・付随する芸術やアートに割く法律が成立しました。国や自治体によって1%未満だったり、1%以上だったりまちまちですが、象徴的意味を込めて「1%フォー・アート」と呼ばれてきました。またその建物に関連・付随する芸術も、アメリカのように狭いアートに限定せず、演劇、ダンスなどのパフォーマンスも対象となっている国もあります。この「1%フォー・アート」は欧米各国で文化振興の大きな力になっており、近年はアジアにも広がり、韓国、台湾で法制化されています。
賛同者
松浦晃一郎
● 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)
第8代事務局長
加藤 尚武
● 京都大学名誉教授・哲学者
石田 義雄
● 東日本旅客鉄道株式会社 監査役
隈 研吾
● 東京大学大学院教授・建築家
堀 文子
● 日本画家